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2024年度シラバストップ > 中Ⅲ年5組 > 理科 > 理科1

教科
科目
学年・組
授業時間
担当者
理科
理科1
中Ⅲ年5組
週1時間
必修選択
照井

到達目標


・物理法則の本質をつかみ、身近な自然現象の定性的な分析に活用できること。
・実験の目的や背景をきちんと把握し、実験結果に対する深い考察ができること。
・演習課題においては、論理的な展開を経て、定量的に予想される結果を正しく算出できること。

<担当者より>
演習問題を解いて正解を出す喜びと達成感を味わうことも大事ですが、公式の暗記と数値代入で出た正解だけに満足していては、物事の本質を掴むまでには程遠く、試験成績も頭打ちになってしまいます。最後の解答に到達するまでの「過程」にこだわり、正解だろうと不正解だろうと、「説得力のある答案」を目指して欲しい。
理科実験と併行して授業を進めていきますが、授業中の演習問題も、実験レポートも「結果だけの記述」ではなく、「丁寧に考察」しながら進めていきましょう。

授業の進め方・学習方法


・授業プリントや視聴覚教材を有効活用した、より効率的かつ効果的な授業を提供する。
・映像資料などをWeb上で共有し、授業外での学びと併行して授業を進める。
・生徒同士、あるいは生徒と教員とのディスカッションの時間を惜しまず、生徒が主体的に物事の本質を追求する姿勢を奨励する。

授業スケジュール


学期
学習内容
1学期
教科書:系統的に学ぶ中学物理(文理)

第5章 力と運動
 第2節 物体の運動と力
 第3節 重力による運動


<定期試験範囲のまとめ>
等速直線運動、等加速度直線運動、速度と加速度、自由落下、投げ上げ、投射、放物運動、理科実験の学習内容などに関連する各事項について、定義や意味を理解しているかどうかや自身の言葉で説明できるかどうかを問います。
1学期中間試験
1学期
第5章 力と運動
 第4節 運動の3法則

<定期試験範囲のまとめ>
中間までの内容に加えて、慣性の法則、運動の法則、作用・反作用の法則(復習)、理科実験の学習内容などについて、定義や意味を理解して自身の言葉で説明できるかどうかを問います。
1学期末試験


学期
学習内容
2学期
第6章 仕事とエネルギー
 第1節 仕事
 第2節 力学的エネルギー

<定期試験範囲のまとめ>
仕事と仕事率、位置エネルギー、運動エネルギー、力学的エネルギーの保存、理科実験の学習内容などに関連する各事項について、定義や意味を理解しているかどうかや自身の言葉で説明できるかどうかを問います。
2学期中間試験
2学期
第3章 電流回路
 第1節 電流・電圧 


第4章 電流のはたらき
 第1節 電流のはたらき


<定期試験範囲>
中間までの内容に加えて回路、電流と電圧、オームの法則、合成抵抗、ジュール熱、電力と電力量、理科実験の学習内容などに関連する各事項について、定義や意味を理解しているかどうかや自身の言葉で説明できるかどうかを問います。
2学期末試験


学期
学習内容
3学期
第4章 電流のはたらき
 第2節 電流と磁場


第6章 
 第3節 いろいろなエネルギーの移り変わり

<定期試験範囲>
電流と磁場、フレミングの法則、電磁誘導、理科実験の学習内容
などに関連する各事項について、定義や意味を理解しているかどうかや自身の言葉で説明できるかどうかを問います。
学年末試験

成績評価方法


種別
割合(%)
評価基準など
定期試験
60
定期試験の結果だけでは評価しません。
当たり前のことですが、試験直前だけではなく、日々の取り組み(授業)そのものを大切にしてください。
レポート
0-40
小テストなど
0-40
授業での取り組み状況
0-40

教科書・教材/参考書/参考サイト


教科書・教材
書名
出版社
教科書番号/code
備考
未来へ広がるサイエンス
啓林館
系統的に学ぶ中学物理
文理
系統的に学ぶ中学物理(問題集)
文理
フォトサイエンス物理図録
数研出版

担当者からのアドバイス


物理は暗記科目ではないと言われていますが、覚えてほしいこともあります。ただ、公式を丸暗記してそれを問題に当てはめて解くだけでは物理を本質的に理解したとは言うことができません。まずは授業を大切にしましょう。1つ1つの物理量の概念や定義を理解することでどんな物理現象が起きているのかを理解する力を養ってください。
また、他者との議論を進んで行いましょう。他者に質問や説明をすることで頭の中の情報が整理されます。他者に説明できるまで理解するというレベルまで物理の理解を深めましょう。