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2024年度シラバストップ > 高Ⅲ年5組 > 理科 > 化学

教科
科目
学年・組
授業時間
担当者
理科
化学
高Ⅲ年5組
週5時間
①小島②今井

到達目標


化学基礎で習得した概念を基礎に、化学分野の概念、原理、法則等を網羅的に習得する。また、標準問題から応用問題を通じて、難関大学入試への対応力を養う。自然科学に対する関心や探究心を高め、化学的に探究する能力と態度を養う。

1.考えるべき事象に関して、何について議論すればいいかを掴む。
2.結果を知っているではなく、なぜそうなるかを説明できるようになる。
3.楽しむ。

これらを通して、最難関大入試に合格できる学力を養成する。

授業の進め方・学習方法


<進め方>
年間を通して、週2回は共通テスト対策を兼ねた基礎演習を通して高校2年生の学習内容を総復習します。1学期は,「無機化学」の体系的学習を中心に行います。2学期は「総合演習」を柱として、アウトプットを繰り返して、理解を深めていきます。

<学習方法>
自身の学習進度に合わせて、スタディサプリや参考書を活用した復習等を大切にしてください。自分の得意、不得意分野をしっかり認識して、自分ならではの取り組みで得点力を伸ばしていくことも大切です。
一方で、受験に出題されるかどうかにかかわらず、また高校化学の範囲であるかどうかにかかわらず、化学事象の原理を追及し、その本質を見極める探究心を持てるかどうかが、本当の実力がつくかどうかのカギです。わからないことがあるのが当然であり、それに対してどうアプローチするか、という諦めない姿勢を持って臨んでいきましょう。またその姿勢をもつ力こそ、各難関大学が受験生に求める力であることを念頭におきましょう。

●定期試験に関して
上記の内容に沿って、授業で扱った単元を中心に出題します。

授業スケジュール


学期
学習内容
1学期
週3回 第5部 
    3章 合成高分子化合物


    第4部 無機物質
    3章 典型金属元素の単体と化合物

       金属イオンの沈殿と系統分離
       錯イオンの形成と系統分離
       アルカリ金属とその化合物
       2族元素とその化合物
       1,2族以外の典型金属元素の単体と化合物

週2回 第2部 物質の変化と平衡
    4章 溶解度積

溶解度積の後,理論化学の総合演習(演習問題を活用しながら、高2化学の復習を実施する)
1学期中間試験
1学期
週3回 第4部 無機物質
    3章 典型金属元素の単体と化合物
       2族元素とその化合物
       1,2族以外の典型金属元素の単体と化合物

    2章 非金属元素の単体と化合物
       水素と希ガス
        ハロゲンとその化合物
        酸素・硫黄とその化合物
        窒素・リンとその化合物
        炭素・ケイ素とその化合物

    1章 周期表と元素
       周期表と元素
       気体・液体間の状態変化

週2回 理論化学・有機化学総合演習
1学期末試験


学期
学習内容
2学期
・生命と材料の化学
・有機/無機 応用演習
・総合演習
2学期中間試験
2学期
・総合演習
【実験】
 タンパク質の定性分析実験
学年末試験


学期
学習内容
3学期
3学期末試験は実施しない

成績評価方法


種別
割合(%)
評価基準など
定期試験
60
平常点は、試験の答案では見ることができない学びの評価をします。
・主体的学びの姿勢
①いつ読み返しても何が何だかわかるようなレベルを意識してアウトプットしてみる。
②疑問を残さない姿勢をもつ(恥ずかしいと思わず基本的なものでもズレがないか確認する!)
③クラスメイトと有意義な議論ができている
④クラスメイトと協力して各授業におけるミッションに
 取り組めている(ワークや問題演習など)
レポート
0~40
小テストなど
0~40
授業での取り組み状況
0~40

教科書・教材/参考書/参考サイト


教科書・教材
書名
出版社
教科書番号/code
備考
化学
東京書籍
フォトサイエンス化学図録
数研出版
化学の新研究 改訂版
三省堂

担当者からのアドバイス


受験化学・大学化学を意識した授業に少しずつ変わっていきます。ハイレベル、ハイスピードの授業展開にしっかりついていけるよう、スタディサプリや種々の参考書を活用した予習・復習は大切にしてください。また、自分の得意、不得意分野をしっかり認識して、自分ならではの取り組みで得点力を伸ばしていくことも大切です。受験に出題されるかどうかにかかわらず、また高校化学の範囲であるかどうかにかかわらず、化学事象の原理を追及し、その本質を見極める探究心を持てるかどうかが、本当の実力がつくかどうかのカギです。わからないことがあるのが当然であり、それに対してどうアプローチするかが学問に対する正しい姿勢です。1年間、化学の世界を楽しみましょう。