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教科
科目
学年・組
授業時間
担当者
理科
理科
中Ⅰ年5組
週3時間
森・岡田

到達目標


『学問の本質をとらえる力』『深い科学的思考力』『自ら科学に興味を持ち、自ら学ぶ姿勢』『正しく他者に伝える力』をこれから3年間かけて養っていきます。その土台として、中学1年では次の2点に注力します。

① 理科を学ぶ上での基礎・基本を確立すること
② 理科に興味・関心をもち、親しみをもって自然科学と向き合う姿勢を養うこと

理科1分野では、化学分野と物理分野の導入部分に触れます。その面白さを体験するとともに、化学や物理の学問的な全体像を体系的にとらえます。

理科2分野では生物を扱います。まずは身近な動物・植物のしくみと、その解明のプロセスを学び、生物学の奥深さを体感し、それを深く探究する力を養います。

授業の進め方・学習方法


森先生が化学と物理(週2コマ)、岡田先生が生物(週1コマ)を担当します。
時間割を間違えないようにしましょう。

授業はグループワークを基本とし、大人数が集まっているからこそ生まれる価値を大切にします。

【教材】
・Google Classroomを使って様々な教材を共有します。
・授業の中で学んだ大切なことを『自分の言葉でメモ』することを心掛けましょう。これを1年間積み重ねてできるノートやプリントは、生涯にわたって大切にする価値のあるあなただけの参考書になるはずです。

【学習姿勢・方法】
授業中のワークでは、講義で示された知識や理論を土台とし、グループのメンバーとさらに深く考え、議論します。
このように互いの意見を伝える過程を通して、講義内容以上の気付きと理解を目指しましょう。

家庭学習では、無闇な知識の暗記やパターン問題の機械的な習得は一切不要です。
一つ一つの疑問をていねいに解決してください。一つ一つの知識や現象を、あなた自身の言葉で、そして先生の説明と同レベル以上で、解説できるようにしましょう。さらに、クラスメイトとお互いに教え合えば、より理解が深まるでしょう。

なお、この授業の他に、毎週1回は必ず理科実験が実施されます。理科実験は両分野に関連するものが用意されています。理科実験で培った学びとこの授業の内容を関連させながら学ぶことで、より楽しい学びになるはずです。

授業スケジュール


学期
学習内容
1学期
視覚でとらえるフォトサイエンス化学・生物図録

<化学>
第1編 物質の構成
 第Ⅰ章 物質の構成
 ・原子の構造
 ・電子配置・イオンⅠ
 ・イオンⅡ
 第Ⅱ章 粒子の結合
 ・イオン結合
 ・分子と共有結合
 ・金属結合

<生物>
1-4 細胞の構造とはたらき
1-5 細胞の微細構造
1-11 単細胞生物から多細胞生物へ
1学期中間試験
1学期
視覚でとらえるフォトサイエンス化学・生物図録

<化学>
第1編 物質の構成
 第Ⅱ章 粒子の結合
 ・分子の極性
 ・金属結合と金属の結晶
 ・結晶の性質、化学結合まとめ
  その他、物質の分類(混合物と純物質、単体と化合物、有機物と無機物)

<生物>
7-11 生物の系統と分類法
1-13 植物個体の成り立ち
2-9 光合成の研究の歴史
2-12 植物の生活と光
1学期末試験


学期
学習内容
2学期
視覚でとらえるフォトサイエンス化学・物理・生物図録

<化学>
第1編 物質の構成
 第Ⅱ章 粒子の結合
 ・結晶の性質、化学結合まとめ
  その他、物質の分類(混合物と純物質、単体と化合物、有機物と無機物)

<物理>
第3編 波
 第Ⅰ章 波の性質
 第Ⅲ賞 光
 ・光の性質
 ・レンズ


<生物>
4-2 (減数分裂)
7-14 植物の生活環
6-7 植生の遷移
6-8 バイオームの種類と分布
2学期中間試験
2学期
視覚でとらえるフォトサイエンス物理・生物図録

<物理>
第3編 波
 第Ⅰ章 波の性質
 第Ⅲ賞 光
 ・レンズの公式
 第Ⅱ章 音
 ・音の性質
 ・共振と共鳴
 ・ドップラー効果
第1編 力学
 第Ⅱ章 運動の法則
 ・ばねの性質
 ・力の表し方
 ・力のつり合い
 ・運動の法則


<生物>
1-12 動物個体の成り立ち
5-7 自律神経系による調節
5-14 ニューロンとその興奮(1)
5-15 ニューロンとその興奮(2)
5-16 刺激の受容と感覚
5-17 視覚器
5-18 聴覚器・平衡受容器・その他の受容器
5-19 神経系の構造とはたらき(1)
5-20 神経系の構造とはたらき(2)
5-21 筋肉の構造と収縮(1)
2学期末試験


学期
学習内容
3学期
視覚でとらえるフォトサイエンス物理・生物図録

<物理>
第1編 力学
 第Ⅱ章 運動の法則
 ・力の表し方
 ・力のつり合い
 ・力の分解・合成
 ・作用・反作用
 ・液体や気体から受ける力

<生物>
5-5 呼吸器と消化器
5-6 栄養分の吸収と同化
2-2 酵素とそのはたらき(1)
2-3 酵素とそのはたらき(2)
5-1 体内環境としての体液(1)
5-2 体内環境としての体液(2)
学年末試験

成績評価方法


種別
割合(%)
評価基準など
定期試験
60
レポート
0-40
小テストなど
0-40
授業での取り組み状況
0-40

教科書・教材/参考書/参考サイト


教科書・教材
書名
出版社
教科書番号/code
備考
未来へ広がるサイエンス
啓林館
啓林館61
視覚でとらえるフォトサイエンス 化学 / 生物 / 物理
数研出版

担当者からのアドバイス


医進・サイエンスコース中学1年の理科において最も大切なことは、「楽しい!」を感じることです。何かを知ることそのものの楽しさ、理解する瞬間の楽しさを存分に味わってください。表面的に用語を覚えるのではなく、そのしくみ・原理を芯まで理解することの楽しさを実感しましょう。そうして学ぶ「理科」には、夢と浪漫が詰まっています!