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2024年度シラバストップ > 中Ⅲ年2組 > 国語 > 現代文

教科
科目
学年・組
授業時間
担当者
国語
現代文
中Ⅲ年2組
週3時間
萱野

到達目標


①説明的文章については、文章の読解を通じて、社会的な課題や哲学的な論点についての視野を広げる。
②精緻な文章読解を通じて、筆者の主張を正確に理解する力を養う。
③筆者の主張を踏まえて多角的に検討し、その上で自身の意見を主体的に構築する力を身に付ける。
④自分の意見を持つ訓練を通じて、論文を書くための素養を身につける。
⑤文学的文章については、表現の豊かさを味わい、その表現の機微を敏感に捉える力を育成する。

授業の進め方・学習方法


集団授業を基本とし、ディスカッションやディベート、発表などの取り組みを通して自分の意見を構築・発表します。
漢字テストや単元のテストはその都度告知します。また記述の取組みを通じて、記述力の精度を高めていきます。

授業スケジュール


学期
学習内容
1学期
【韻文】 「初恋」島崎藤村
【評論文】技術の正体
1学期中間試験
1学期
【学習】「新聞が伝える情報を考える」
【小説】 『黒い雨』 井伏鱒二
1学期末試験


学期
学習内容
2学期
【小説】『バースデイ・ガール』村上春樹
【評論】「読者の誕生と作者の死」内田樹
2学期中間試験
2学期
【評論】 「剝げ落ちる共同の彼方に」高村 薫
     「都市の中で自然と住む」 甲斐徹郎
【小説】 「故郷」魯迅
2学期末試験


学期
学習内容
3学期
【小説】 「最後の一句」森鴎外
【評論文】「日本の近代化は共同体をいかにしてこわしてきたか」内山 節
学年末試験

成績評価方法


種別
割合(%)
評価基準など
定期試験
80
定期試験および諸活動の達成状況を勘案して総合的に評価します。
PLTの取り組み状況も、適宜参考とします。
レポート
0~20
小テストなど
0~20
授業での取り組み状況
0~20

教科書・教材/参考書/参考サイト


教科書・教材
書名
出版社
教科書番号/code
備考
伝え合う言葉 中学国語3
教育出版
はじめての評論文20選ステップアップ
明治書院
現代文学名作選
明治書院
意味から学ぶ頻出漢字3000
第一学習社

担当者からのアドバイス


国語、特に現代文は「コミュニケーションの学問」だと担当者は考えています。精緻な読解を通じて広く知見を得て、見識を高めて欲しいと切に願っています。たとえ自分とは異なる意見でも、寛容かつ辛抱強く受け止める態度を身に付けましょう。また誠実に言葉を選び、自身の主張を根気強く伝える姿勢も必要です。多様な価値観の存在する「言葉の海」を力強く泳ぐ、そんなバイタリティを大いに期待しています。