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教科
科目
学年・組
授業時間
担当者
地歴・公民
倫理
高Ⅲ年1組
週3時間
選択
町田

到達目標


1:青年期や宗教・思想・哲学・心理学に関する学習を通じて、人間としての在り方・生き方について理解と思索を深めるとともに,自己を確立し,良識ある公民として必要な能力と態度を養う。
2:上記の学習を通じ多角的・多面的なものの見方を身につけるとともに,現代の諸課題について主体的に考察し、公正に判断できる力を養う。
3:公共分野の学習を通じて、人権や民主主義の本質に関する理解を深め,現代における政治,経済,国際関係などについて客観的に理解できるようになる。
4:大学入学共通テストにおける「公共、倫理」の問題で80%以上得点できるだけの学力(知識、理解、判断力)を身につける。

授業の進め方・学習方法


1:オリジナルテキスト&プリントを用いて、学習事項の講義(共通テストでの出題頻度が高い基礎的な部分から発展レベルまでを網羅する)を行う。知識事項だけでなく、共通テストでどのような形で出題されるのかも説明していくので、プリントだけに頼らず、講義内容を積極的にメモをとること。
2:演習用の問題(共通テスト過去問などより抜粋)を解き、講義内容の理解を深める。また、共通テスト特有の解法も同時に身につける。

授業スケジュール


学期
学習内容
1学期
第1編 人間としての自覚
 第1章 ギリシャの思想
 第2章 キリスト教
 第3章 イスラーム
 第4章 仏教
 第5章 中国の思想

第2編 現代に生きる人間の倫理
 第1章 ルネサンス
 第2章 宗教改革
 第3章 近代の科学革命と自然観
 第4章 自由で平等な社会の実現
1学期中間試験
1学期
第2編 現代に生きる人間の倫理
 第5章 人間性の回復と主体性の確立
 第6章 現代の思想と人間像
 第7章 生命への畏敬と社会奉仕

第3編 日本人としての自覚
 第1章 日本の風土と伝統
 第2章 外来思想の受容
 第3章 町人意識のめざめと庶民思想
 第4章 日本近代思想
1学期末試験


学期
学習内容
2学期
第3編 日本人としての自覚
 第5章 日本現代思想

第4編 青年期

第5編 現代の倫理的課題

公共分野の復習
2学期中間試験
2学期
入試直前 共通テスト予想問題実戦演習
2学期末試験


学期
学習内容
3学期
3学期は授業を実施しない
3学期末試験は実施しない

成績評価方法


種別
割合(%)
評価基準など
定期試験
80
定期試験を中心に、出席や小テストや授業での取り組み状況を平常点として加味して評価をしていく。
レポート
0
小テストなど
0~20
授業での取り組み状況
0~20

教科書・教材/参考書/参考サイト


教科書・教材
書名
出版社
教科書番号/code
備考
高等学校 新倫理
清水書院
倫理703
最新図説 倫理
浜島書店
2025実戦攻略「公共,倫理」大学入学共通テスト問題集
実教出版

参考書
書名
著者
出版社
コード
備考
倫理用語集
山川出版社

担当者からのアドバイス


新課程における初めての大学入学共通テストになるが過剰に恐れる必要はない。過去の共通テストやセンター試験でも必要とされた基本的知識事項を固めること、これが倫理の学習において一番大切なポイントである。ただ、それに加えて、「暗記のみ」に偏らないようにして欲しい。共通テストでは、単なる知識の確認だけではなく、その運用する能力が求められている。これを身につけるためには、基本的知識事項に対する「深い理解」と公共、倫理の学習内容を「自分のこととして学ぶ姿勢」が必要である。これらは一過性のトレーニングでは身につかない(試験直前期の知識の追い込みだけでは歯が立たない)。授業内容に対して疑問を持つ姿勢を忘れず、一緒に考えながら授業に参加してほしい。受験終了後には、倫理で身につけた考え方や教養が、自らの人生の指針となるであろう。