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2024年度シラバストップ > 中Ⅲ年5組 > 社会 > 公民(政治分野)

教科
科目
学年・組
授業時間
担当者
社会
公民(政治分野)
中Ⅲ年5組
週2時間
高瀬

到達目標


〇知識・技能:現代社会についての理解を深めるために、基礎的な知識および資料などを正確に読み取る技能の習得を目指す。
〇思考力・判断力・表現力:習得した知識・技能を活用して、単元毎に単元を貫く問いを設定し、それに応じた社会の構造分析(問題の原因の特定)や問題解決学習、グループ学習を行うことによって思考力・判断力・表現力の育成を図る。
〇主体的に学習に取り組む態度:知識・技能・思考力・判断力・表現力を活用して、自分の身の回りや現代社会の現象に関する課題を自ら設定し、その社会構造を分析することで社会認識力を高め、社会参画のための力を養う。

授業の進め方・学習方法


単元で設定された問いに応じて、教科書・テキストを用いて基礎的な知識を習得します。
その上で、問題解決的な学習に取り組んだり、各自の課題に応じた分析を行います。
普段の授業は基本的に以下のように進めます。
①今回の問いを確認する。
②教科書を読み、重要語句を調べる。
③テキストとスライドを用いて学習を進める。政治・社会参画は対話が何よりも大切なので、積極的な発言をしましょう。

その他、グループ学習や探究学習、NIE(「教育に新聞を」)などにも取り組みます。

授業スケジュール


学期
学習内容
1学期
第1章 現代社会と私たち

1節 現代社会の特色と私たち
社会科とは何か―持続可能な社会に向けて
グローバル化 結び付きを深める世界
少子高齢化 変わる人口構成と家族
情報化 情報が帰る社会のしくみ

2節 私たちの生活と文化
私たちの生活と文化の役割
伝統文化と多文化共生社会
1学期中間試験
1学期
第1章 現代社会と私たち

3節 現代社会の見方や考え方
対立と合意・効率と公正

第2章 個人の尊重と日本国憲法

1節 人権と日本国憲法
人権の歴史と日本国憲法
国民主権と私たちの責任
平和主義の意義と日本の役割
基本的人権と個人の尊重

2節 人権と共生社会
平等権
自由権
1学期末試験


学期
学習内容
2学期
第2章 個人の尊重と日本国憲法

1節 人権と日本国憲法
社会権
参政権・請求権
新しい人権

第3章 現代の民主政治と社会

1節 現代の民主政治
政治と民主主義
選挙と政党
私たちの政治参加

2節 国の政治の仕組み
国会とその役割
内閣とその役割
2学期中間試験
2学期
2節 国の政治の仕組み
裁判所の仕組みと働き
三権の抑制と均衡

3節 地方自治と私たち
地方自治のしくみ
地方公共団体の課題と私たちの関わり

第5章 地球社会と私たち

1節 国際社会の仕組み
国際社会における国家
国際連合の仕組みと役割
2学期末試験


学期
学習内容
3学期
1節 国際社会の仕組み
地域主義の動き
新興国の台頭と経済格差

2節 さまざまな国際問題
地球環境問題
資源・エネルギー問題
貧困問題
新しい戦争
難民問題

3節 これからの地球社会と日本
世界と協力する日本
より良い地球社会を目指して
学年末試験

成績評価方法


種別
割合(%)
評価基準など
定期試験
60
〇平常点
・知識・技能
⇒確認小テスト
・思考・判断・表現
⇒グループ学習などの取り組み(ワークシートの完成度)
・主体的に学習に取り組む態度
⇒課題設定および分析等の質(ワークシートの完成度)
レポート
15
小テストなど
10
授業での取り組み状況
15

教科書・教材/参考書/参考サイト


教科書・教材
書名
出版社
教科書番号/code
備考
新しい社会 公民
東京書籍
公民901

担当者からのアドバイス


中学3年生の公民は、小学校・中学校社会科の最後に位置づけられます。
公民(市民)は、社会現象を正確に捉えて、主体的に政治や社会の活動に参加する人々のことを指します。
キーワードは「参加」です。参加には政治や地域社会に関わる大きな参加と、華族や友人、学校生活などに関わる小さな参加があり、どちらもとても重要な参加の形です。
ただ授業を聴いたり、知識をため込むだけでなく、知識をどんどん活用していきましょう。
公民は共育だと考えています。生徒同士・教師が双方向でたくさんのことを学ぶために、皆さんの積極的な授業参加を求めます。