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2025年度シラバストップ > 中Ⅲ年2組 > 国語 > 現代文

教科
科目
学年・組
授業時間
担当者
国語
現代文
中Ⅲ年2組
週3時間
片山

到達目標


①説明的文章については、文章の読解を通じて、社会的な課題や哲学的な論点についての視野を広げる。
②精緻な文章読解を通じて、筆者の主張を正確に理解する力を養う。
③筆者の主張を踏まえて多角的に検討し、その上で自身の意見を主体的に構築する力を身に付ける。
④自分の意見を持つ訓練を通じて、論文を書くための素養を身につける。
⑤文学的文章については、表現の豊かさを味わい、その表現の機微を敏感に捉える力を育成する。

授業の進め方・学習方法


集団授業を基本とし、ディスカッションやディベート、発表などの取り組みを通して自分の意見を構築・発表します。
漢字テストや単元のテストはその都度告知します。また記述の取組みを通じて、記述力の精度を高めていきます。

授業スケジュール


学期
学習内容
1学期
【小説】小川洋子『口笛の上手な白雪姫』
【評論】加賀野井秀一「言語から何を学ぶか」
1学期中間試験
1学期
【小説】 井伏鱒二『黒い雨』 
【評論】 福岡伸一「なぜ多様性は必要か」
1学期末試験


学期
学習内容
2学期
【学習】 梯久美子「薔薇のボタン」
【小説】 川端康成『小切』
【評論】 猪谷千香「その情報どこから?」
     加藤秀一「ピンクという固定観念」 
2学期中間試験
2学期
【小説】 魯迅『故郷』
【評論】 福井憲彦「近代ヨーロッパの歴史的経験」
2学期末試験


学期
学習内容
3学期
【小説】 森鴎外『最後の一句』
【韻文】 島崎藤村など
学年末試験

成績評価方法


種別
割合(%)
評価基準など
定期試験
80
定期試験および諸活動の達成状況を勘案して総合的に評価します。
PLTの取り組み状況も、適宜参考とします。
レポート
0-20
小テストなど
0-20
授業での取り組み状況
0-20

教科書・教材/参考書/参考サイト


教科書・教材
書名
出版社
教科書番号/code
備考
伝え合う言葉 中学国語3
教育出版
近現代文学名作選
明治書院
ちくま評論文の論点21
筑摩書房
意味から学ぶ頻出漢字3000
第一学習社

担当者からのアドバイス


国語は広く言葉について学ぶ「コミュニケーションの学問」です。精緻な読解を通じて広く知見を得て、見識を高めて欲しいと切に願っています。その上で、たとえ自分とは異なる意見でも、寛容かつ辛抱強く受け止め、思考する姿勢を身に付けましょう。また誠実に言葉を選び、自身の主張を根気強く伝える姿勢も大変重要です。多様な価値観の存在する「言葉の海」を力強く泳ぐ、そんなバイタリティを大いに期待しています。国語の授業がみなさんの人生を豊かにする一助になれば、それに勝る幸せはありません。