医学部・理系学部へ 白衣で過ごす3年間
2011年度に新設された医進・サイエンスコースは第一線で存分に活躍できる医師、研究者、先端エンジニアの育成を目的とした、医学部、理系学部を目指す人のためのコースです。
高い志を持つ生徒たちと、指導力・指導実績ともに優れた教師、そして高校レベルでは群を抜く3つのサイエンスラボの実験施設と実験機器の数々。さらには、国内外の大学、研究機関との積極的な連携。恵まれた環境のもとで確かな学力と倫理観を育み、インターナショナルな協調性と自律の精神を身につけながら、どんな分野においても、いかなる状況下においても、高い問題解決を発揮できる人材を輩出することを目指しています。
高校1年生から明確な目標設定(医学部、難関大学理系学部)を行って、3年間を通じた学習プログラムで設定目標の実現をはかります。
高校1年次は週36単位。2年次は週38単位。3年次は週40単位のカリキュラムを予定しています。3年次は大学受験へ向けての十分な演習を確保します。
高校2年生までに主要教科のほとんどの学習を終了し、高校3年生では各生徒の設定目標の実現に全力を注げるカリキュラムです。
理科は1年生から理科3科目(生物、物理、化学)を履修。数学は週8単位。高校2年の早い段階で数ⅢCに 入ります。英語は8単位。医学系・自然科学系の英語論文を読む機会を多く設けます。
授業では医学部、理系学部に出題が予想される入試問題対策に日常的に取り組みます。
研究活動にはPubMedを活用し、医学系論文や最先端情報を日常の学習や研究活動に生かします。
土曜特別講座では医進・サイエンス講座(IS講座)を設定。校内での研究活動に加えて、現役医師、研究者、エンジニアの方々の講演、外部研究施設での活動を行います。
学園内においても指導力・指導実績ともに優れた教師が授業及び研究活動を指導します。
化学・生物・物理それぞれ最新のサイエンスラボを拠点に日常的に研究活動を行うことができます。
1人1台iPadを研究、調査、レポート作成に活用します。
国語では、医療や科学技術に関わる「生命倫理」のテーマに特に力を入れディスカッションも行います。
2011年4月には第2新校舎の完成と同時に2つの新しいサイエンスラボが完成しました。すでにある第1新校舎のサイエンスラボと合わせて、6階は化学・生物・物理専門の3つのサイエンスラボが並ぶ「サイエンス・ストリート」となりました。最先端の機器、設備を完備した環境で生徒たちは実験授業だけでなく、放課後や土曜日を活用してそれぞれの研究活動に取り組むことが可能です。